このページにたどり着いたあなたは、志望企業の会社説明会やエントリーシートが通過したところで、「え……この会社、選考にグループディスカッションがあるの!?」と一気に不安になっていませんか?
不安になる気持ちは、ほとんど全員ありますのでご安心を。
実際に、毎年就活生の苦手選考フェーズは「グループディスカッション」と答える学生が圧倒的に多いのです。
大切なことは、なるべく早い段階でグループディスカッションやグループワークに対する苦手をなくすこと。
このページでは、グループディスカッションの苦手克服準備段階として、実践の前に読んでもらいたいオススメ本を解説いたします。
これまで、何冊もの就活本を読んできましたが、就活本よりも、実はビジネス本の方が役に立つときもありますので、ぜひ参考にしてみてください!
基礎スキルをつけるためにオススメの本
まずは基礎スキルを身につけましょう。
グループディスカッションにおける基礎スキルとは「会議や打ち合わせを上手に実行できる力」です。
グループディスカッションで一緒になった人は、ライバルではなくて仲間です。
その仲間と、どうやって良い会議をするか。どうやって良い打ち合わせをするか。
その対策のコツやポイントを教えてくれる本を、まずは2つご紹介いたします!
ファシリテーションの技術:堀 公俊/PHP研究所
(2020/02/27 04:03:58時点 Amazon調べ- 詳細)
堀公俊さんは、日本のファシリテーションの第一人者で多くの本を書かれていますが、これは評判もいいです。
この技術をしっかり使いこなせる人は、社会人の中でおそらくそう多くないので、面接官の力量が低ければ、見抜いてもらえないというリスクもあるかもしれませんが、本質的にオススメです。
すごい会議:大橋 禅太郎/大和書房
この本がこれほど売れたのはネーミングの妙だったとも思いますが、チャンスにフォーカスしていく会議の進め方は学ぶべきものがあると思います。
進め方のスキルをつけるためにオススメの本
基礎が理解できたところで、次は進め方を理解していきましょう。
例えば…
表参道にラーメン屋を建設せよ
というグループディスカッションのテーマが出されたら、
◆皆さんは最初は何から検討しますか?何から考えますか?
◆何から検討して、次に何を検討して、最後どのようにまとめますか?
このようなテーマを出されたあとに
とある程度ゴールまでの議論を一瞬で組み立てられる人こそ「グループディスカッションの進め方が上手い学生」と言われます。
それでは、その力をつけてくれるオススメの本を2冊紹介しますね!
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!:東洋経済新報社
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東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート: 「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!:東洋経済新報社
(2020/02/27 04:04:00時点 Amazon調べ- 詳細)
同じ出版者の2冊を紹介しましたが、この本は本当にに良く書かれています。
難しすぎず、イラストも多いので学生レベルにはぴったりかと思います。
そして、この2冊を読めば、テーマが出されたあとに、ある程度ゴールまでの議論の道筋を描くことができるようになっているでしょう。
様々なテーマに対応できるスキルをつけるためにオススメの本
さて、基礎スキルがついて、進め方も上手になったら、あとは数をこなすだけですね!
なかなかいろいろなテーマを網羅できている本が少ないので、1冊だけの紹介になってしまいますが、この1冊全部練習することができたら、まずグループディスカッションで落ちることはないでしょう。
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」:東洋経済新報社
(2020/02/27 13:13:04時点 Amazon調べ- 詳細)
この本の良いところは、テーマが面白いから、楽しみながら力がつくこと。
50題テーマが用意されていて、どれもパターンが違うものですので、練習していて楽しいと思いますよ。
ぜひこちらを購入して、友達と早速練習してみよう!
いかがでしたでしょうか。あくまで本は、知識をつけるだけですので、インプットしたらアウトプットが大切ですよ。
これらで基礎を勉強して、あとは何度も何度も練習して本番に挑みましょう。
せっかくの第1志望の企業、面接に行く前に落とされたら悲しいですしね!
グループディスカッションの本を読んだあとは、こちらもぜひ熟読してくださいね!