このページにたどり着いたあなたは、グループディスカッションの選考が近づいている就活生かと思います。
と苦手意識がある方や、絶対に落ちたくないグループディスカッションが控えている就活生は、ちょっと長文ですけどぜひ読んでみてください。
この記事では、読んだだけで少しはグループディスカッションへ対する苦手意識がなくなり、「頑張れば行けるかも!」と思ってもらえるような内容になっています。
この記事で主にお伝えすることは…
②グループディスカッションの攻略法
③グループディスカッションの練習法
④知ってて得する豆知識
目次
グループディスカッションで何を見ているか、なぜ実施するのか、その対策は?
まず一番気になるグループディスカッションの評価ポイントとは? を考察する。
グループディスカッションの2大要素は「対人能力」と「個人能力」だ!
グループディスカッションは比較的最近になって採用過程に登場した手法だ。
では何故新たに登場してきたのだろうか?
それは、従来の筆記試験、個人面接、集団面接では把握できない面をグループディスカッションで把握する事を企業側が期待しているからに他ならない。
その主なポイントは「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」と言った対人能力にあるといっていい。
つまり、個人単体ではなく、他の人間と関わった時にどういう態度であるか、これを見るためにグループディスカッションは存在する。
もちろん対人能力だけでなく、論理性、知識といった個人の資質も測る機会ではあるので、これらも当然評価軸として存在すると考えるべきだ。
対人能力と個人能力、どちらを重視して選考するかは各企業の採用哲学に依存していると考えていい。
「対人能力」とは“チームの生産性を最大化する”能力だ!
自分のアイディアをごり押しして、正解を出してもしょうがない(そもそもビジネスには”正解”はない)。折角5人いるのに、我の強い人間1人で全てが進んではしょうがない。
具体的に言うと
- 人の意見を聞くことができる
- 人の意見を頭ごなしに否定しない
- 人格を否定するような発言はしない(「馬鹿か」や「それは意味ないよ」など)
- あまり話をしていない人に発言の機会をさりげなく与える事ができる
- ユーモアを交える事ができる
- 煮詰まった時に方向性を示せる(リーダーシップと呼んでもいいかもしれない)
- 敬語をある程度使える
といったところだ。
これは具体的がゆえに網羅性はないが、雰囲気は掴んでいただけると思う。
グループディスカッションでは、上手くいった回の参加者は多く選考を通過し、失敗すると全員不合格といったことが起こりえる。
つまり、周りは選考のライバル、敵ではなく、協力者という認識が必要だ。
人間関係構築能力のベースにあるものは「一人でやるよりもみんなが頑張ればよりよいものになる」と信じることだ。
その信念を具体化する際に上記のような「聞くスキル」「認めるスキル」「笑わせるスキル」「与えるスキル」が必要になってくるのだ。
個人的な体験からすると、筆者は就職試験時に発言する機会を仲間に与え=与えるスキル、その発言内容をよく聞き理解し=聞くスキル、またその発言内容の素晴らしい点に気づき、誉め=認めるスキル、時に冗談を交えながらディスカッションを進め=笑わせるスキル、そして自らも積極的に意見する(後述する個人能力)ことでグループディスカッションを突破してきた。
これらのスキルについてはコーチングについて学ぶと得るところが多い。ぜひ機会を作って勉強していただきたい。
コーチング全般に関しては「コーチングバイブル」、中でもほめるスキルについては「ほめる技術」などを一読されることをお勧めする。
(2020/02/27 11:50:57時点 Amazon調べ- 詳細)